資源環境物質循環研究分野

持続可能な資源開発へ

物質循環研究室では,元素循環を追跡し鉱山開発や地熱開発に伴い発生する様々な課題のモニタリング調査を通じて,持続可能な資源開発に関する研究を行っています.研究成果を社会活動に反映できる研究を目指しています.

具体的には、環境や資源の問題を理解するために、地球での元素の移動・濃集・拡散プロセスについて、土壌・水・岩石等の形態・産状・構造・構成物質(鉱物やガラス)の組合せ・化学組成、同位体比などから考察しています。さらに、地球や社会での元素の濃集や拡散プロセスを、地殻上部での物質の移動・濃集・拡散の観点から捉え、水と土壌、鉱物やガラスと水、鉱物やガラスと熱水または鉱物とメルトの関係を中心として、野外調査で得られる物質の産状と室内実験の両面から元素の物質循環機構を明らかにすることに取り組んでいます。

スタッフ

教 授   石山大三(Daizo Ishiyama)

准教授   小川泰正(Yasumasa Ogawa)

総括技術長 川原谷浩(Hiroshi Kawaraya)

博士後期1名 博士前期6名 4年次7名